あえてなんとなく。
2007年のシーズンを振り返ろうと思ったとき、
2008年のシーズンに思いを馳せようと思ったとき、
でもその前に、
一度サポは2006年というシーズンにしっかりと決別する覚悟を持たなくてはいけないのではないか。
最近移籍報道関係なんかをみているとそんなことを感じる。
2006年を伝説≠ニ呼ぶ人がいる。
なんでか。
私はドラマとして優れていたからだと考える。
まず2005年で徹底的に崩壊したチームの姿がある。それが舞台。
そして役者。まあいろいろな意味で華≠ェあったわな。
私が考える主要人物は、
チームの要として大車輪の活躍をしたディエゴ・ソウザ。
出番は少ないがいいところに出現し、強烈な存在感を放ったフランサ。
そして戦士たちと観客の間の架け橋となり、徹底的に盛り上げた岡山一成。
そんな物語を作り出すのは当然監督の石崎信弘。
そして……これらのストーリーを観客にうったえかけるような文章で壮大に盛り上げ、毎試合ごとに観客へと「さあ次はどうなる?」と煽りまくった座付ライター≠ェ元広報のお二人だった。
特に煽りがバツグンにうまかったのはやっぱり横井さんだったかな。
こういう舞台と役者と監督と座付ライターがそろっており、それがドラマ≠ニして絶妙にハマりすぎた。それが2006年だったのではないかと思う。
確かにドラマとしてはとてもとても優れていた。
でもドラマ≠ニいう枠組みから外れると、この舞台……いや、チームはそれほど強くはなかったと思う。すごく思う。
昨年あれだけ試合をして、このチーム強いな≠チて本当に思った試合ってどれくらいあったか? 私は正直ほとんど記憶にない。今当時のブログを読み返してみたけど、当時の自分もだいたい感想としては同じであった。
2006年はドラマチックだったけど、強くはなかった。
具体的にいうと、得点はとれたけどとられすぎだったし。
あんなんじゃJ1はとても戦えない。
強さという意味では、8位に終わった今年のほうが間違いなく強かったと思う。特に記憶に残っている試合が2試合。
ホームのFC東京戦と名古屋戦。
どちらも2−0というスコアだったが、J1で本当にチームとして成熟した戦いができてすごくすごく感動した。
こういう戦いは昨年できていなかったから。
もちろん2007年にも課題は死ぬほどある。感動した試合もあったけど、相変わらず弱さを露呈した試合もいっぱいあったし。このままだとしても、来年は降格争いに巻き込まれる危険性だってすごくあると思う。というか、よっぽど根性入れなおさないと間違いなくやられるね。チャレンジャー精神がちょびっと薄れる2年目ってそういうもんだし。
結局、何がいいたいかというと。
2008年を強いチームにする答えは2006年にはない、ということ。
もう現実としてディエゴはいないし、オカだって報道をみるとおそらく来季一緒に戦う可能性は限りなく低い。優れたストリーテラーだった横井さんももう、オフィシャルでは煽ってくれない。
それが現実。
もう一度書く。
2006年はドラマがあったけど強くはなかった。
端的にいえばJ2でぎりぎり2位になって昇格したチーム≠ナしかない。
このチームではJ1は間違いなく戦えなかったのだ。
それをちゃんと認識し、変化を恐れず新しい未来を切り開こう。
2007年に足りなかったものは2006年の残像では決してないのだ。
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